川遊び
猛暑の続く日々の中、川遊びのお誘いをうけ、随分久しぶりに川へ。
着くと同時に、友達の子供3人は、川の中へ向かうので、母は、追いかけながらライフジャケットを着せていき
先に川の流れの強さや深さをチェックする。
ライフジャケットを着るにしても、3人とも性格がよく表れていて面白い。
長男は、着たくないけれど、とりあえず渋々はおり
長女は、怒られ続けながらも、ちゃんと着て
次男は、ジッパーを閉めて腰ベルトもパチっとして
「いいよー」と背中を押してあげると
「まだ股のベルト閉めてないから無理」
という徹底ぶりw
この次男は、時々ツボる反応を見せてくれる。
みんながいる、ちょっと深めで流れがある場所に、
「行きたい!連れていって!」と言い出したので
ライフジャケットの腰ベルトを掴み、彼自身は足がつかないところなので、浮かばせた状態で移動していく。
ちょうど、少し流れがあるところで立ち止まり、網で魚とりしてる子供達と話していると、次男が手元でバシャバシャと泳ぐように遊んでいる。
もちろん、緩やかとはいえ、手を離すと流されてしまうので、そうならないように、しっかりと持っているのだけれど
「ねぇ!ちょっと!!ちょっといい!?」
と言い出したので、どうした?と聞くと
「さっ、さっきから泳いでいるけれど、なっ、何か、何かがおかしい!」
ん?何だろう?と聞いていると
「前にも後ろにも、動いていないきがするっ!!!?」
もう爆笑www
どうやら、和気あいあいとリラックスした雰囲気の中、彼一人だけは、初めから流れに逆らい、泳いで安全地帯?に行こうとしている模様。
彼のあくなき奮闘は止むことなく
「ナゼだっ!なぜ?うおおおおお!」
と、冷静なのかパニックなのか、出てくる言葉では判断つかない、真剣な状態が可愛く、そしてあまりに面白すぎて、そのままほっといて観賞を続けてみる。
すると、飽きたのか、疲れたのか、ピタリと泳ぐのをヤメて
「…進んだ?」
と聞かれたので
「ちょっと進んだかな」
「どのくらい?」
「3cm」
と、答えるとw
またバシャバシャとやり始めたので、ウズウズと、好奇心が湧き上がる。
脅かすのはかわいそうだし、嫌なのでやらないけれど、アトラクションのような動きとか、ちょっとばかし流してみたりすると、よりフレッシュな反応を、彼は見せてくれるのではないかな?
という、魅力的なイベントに誘惑されつつも、そこは人の子でもあるので、グッと、こらえる。
川でのバーベキューは、いつもよりも贅沢な気分にさせてくれます。
とはいえ、川でラーメン作ったのは初めて。
それにしても子供は元気だ。ずーーっと遊んでる。
大人になると、体力なのか心のとらわれなのか、ずーーっと遊ぶことが、なかなか難しいもんだ。
そんなことを感じた、夏の始まりでした。