映画

ROOM

名作だと思います。 哲学的というか、大人、子供、それぞれの「生き方」「考え方」の観点や、内面の気づきと、変容を感じることができました。 ラスト近くで 「悪い、ダメなお母さんだね」 と嘆く母に、すぐに 「でもお母さんだよ」 と答える息子。 世間に身…

もうひとりのシェイクスピア

面白かったし美しかった。 時系列が結構前後するので、時々、あれ?となりましたが 大きな事実は最後まで隠され、そして様々な謎が、みごとに氷解するストーリー展開も良かったです。 この映画を観ていると、政治というのは、少なくても100年以上先を見る…

ビフォア・サンセット

クラクラするほどに緊張感漂う恋愛映画。 調べてみると3部作の中の作品。 多分前作で熱愛し、その後、出会えずに9年ぶりに奇跡の再会という感じ。 それぞれの人生には、たくさんの色を塗り重ねてきたが、2人の描く絵は、あの時から止まったまま。 それぞれ…

プレミアム・ラッシュ

とんでもなくスリリング! アナログパワー版、ワイルド・スピード! クロモリフレーム、固定シングルギア、ノンブレーキのピストバイクでニューヨークの街並みを駆け回る、クレイジーなメッセンジャー映画。 このピストバイクは、ほんと、運動神経ないと無理…

リスボンに誘われて

生涯のうち、何度自分自身へ反乱出来るだろう? もし、今ある状況そのものが自分を押し殺していると、薄々ながら気付いていたとしても、その状況から抜け出す行為(今ある場所から逃げる)、また、反乱を試みることは、きっと誰にとっても、困難であり、大き…

サガン ー悲しみよこんにちはー

サガンの『悲しみよこんにちは』を読んだ時は、かなり衝撃をうけました。 そして巻末に、書かれていた彼女の年齢とその生涯にも… 映画では、その生き方が描かれています。18歳で完成した『悲しみよこんにちは』は彼女にたくさんの富をもたらします。 その…

T2 トレインスポッティング

ふと寄ったカフェの本棚で、トレインスポッティングのVHSを発見し 懐かしいなぁ… なんて思い、再度鑑賞したあと、ネットで続編の存在を知り、なんてラッキーなんだ!と わくわくしながら、公開を待ち望んでいました。(パネルを見つけた時、思わず、写メって…

エクス・マキナ

とても面白く、とても恐ろしい映画でした。 高度自律型AIと人間の関係を描いたSF映画。 よくあるテーマではありますが、人とAIの決定的な違いを感じられます。 出てくる人物?は主に、4人ですが、人の心、習性は決して切れるものではありません。 人は人…

ユージュアルサスペクツ

現代では、そう、衝撃は無いのかもしれませんが、過去に見た時は、 「あーー、ね〜〜。」 ってなりました。 あらためて、観てみると、演じ方、表現方法がが絶妙で、ワクワクできました。 とても素晴らしい映画だと思います。 ユージュアル・サスペクツ (字幕…

Sing

字幕で鑑賞。 すごく楽しめました♪ ミニオンズよりも対象年齢は上です。 なので、大人もより楽しめます。 が、ちょっとブラックジョークもあるので その辺が苦手な人は微妙かも… ストーリーは、とても面白く、ラストだけでなく、中盤でも感動しました。 音楽…

nap cafe&Trainspotting

久しぶりにナップカフェへ行ってきました。 相変わらず好きな雰囲気。 ご飯はもちろん美味しくて最高! さりげなく飾っている花もいい感じ♪ あと、本棚! 素敵な本が並んでいます。 そんな中、トレインスポッテイングのVHSを発見! 懐かしかったので、思わず…

それでも夜は明ける

それでも夜は明けるというタイトルですが 最後まで、夜は明けません。。 (心の中では。) ストーリーは、ほぼ、闇の部分で占められています。 『Twelve Years a Slave』 というタイトルの翻訳ですが、意図的な誤訳に感じました。 実話を元にした映画です。 …

サイレンス 映画

映画は観れないかなー? と思って小説を読んだのですが、 結局、観てきました。 感想は… とても素晴らしかった! もう感想など、それだけで良く、 何を言っても、蛇足にしかならないと思うのですが… (それぞれのシーンで、こと細かく、誰かと議論したくなり…

ドクター・ストレンジ

シャーロックVSハンニバル! というところでしょうか ドラマファンには、たまらないセッテイング! というか、Dr.フーの世界観などもあり 監督が、とにかく好きなものをつめこみたかったと感じられる作品でした。 エンシュワント・ワンの声の質も素敵だった…

やまのトムさん

… いーですね。 本当に。 これが幸せでないのなら 何を幸せと呼べば良いのでしょうか。 ですが、もし、自分が若い時にこの場にいたとして 何を手に入れることができただろう。 きっと、本能で感じる幸せに恐れ、反抗していたのではないだろうかと思う。 全て…

ビッグアイズ

ティムバートン監督作品。(ネタバレ) 妻の絵画を、自分の作品として売出す夫。 その商才は素晴らしく、ビッグアイの名を知れ渡らせる。 妻はまさか自分の作品として紹介されていない事に衝撃を受けるが、売れるという事実と 共犯という夫との言葉に、恐れ…