桃とゴルゴンゾーラのマフィン

 

 f:id:gaku-fleur296:20170808222408j:image

 

美味しい桃が手に入ったので、マフィンを作ってみました。

 

f:id:gaku-fleur296:20170808222425j:image

 

ゴルゴンゾーラも混ぜて。

 

f:id:gaku-fleur296:20170808222441j:image

 

ビフォーアフター

飾り用の桃が切ない。。

焼けるかな?と思って横にさしたけれど、やっぱり上に乗っければよかった。。

 

 f:id:gaku-fleur296:20170808222451j:image

 

味は濃厚。贅沢マフィン!

お酒にもよく合いました♪

 

 

ストーカー アンドレイ・タルコフスキー

もし訪れることで願いが叶う部屋があるのならば…。

ほとんどの人は、その部屋を訪れることを望むと思います。

ですが、叶えられることは、表層的願望でなく、意識下にあるものだとしたら。。

 

意識下にあるものは、人の本性や煩悩

それは、皆、成長する過程で、理性を育み、どうにか飼い慣らすことで

他と繋がり、善良な存在だと信じて生きていると思います。

 

ほとんどの人が望むものは、華々しい何か(お金や権力、発明など)だと思いますが、意識下に眠る望みは、本人ですら分からないもの…。

 

手放しで、自分自身の善を信じることは、とても難しく、高尚な人ほどに、その難解さを知っているような気がします。(そして、多分この部屋にたどり着けるためには、その苦悩を知るものだけ)

 

つまり、意識下の願望が叶うことが、幸せになる。というわけではないということ。

 

ラストの、妻の告白のシーンと、娘のシーンは、それまでの物語を一気に盛り上げてくれる力があります。

 

映画は、とても静かで、時間も長めです。

SF映画とありますが、その要素は少なく?

人が持つ意思の事柄と、社会、文明が個人に望む事柄の違い

また、苦痛があることで現れる希望や喜び。

そのようなことを無視して幸せを知ることはできない。

 

快楽=幸福ではなく

幸せとは、自分自信で創造していくもの…。

そんなこと感じさせてくれた映画でした。

 

ストーカー [Blu-ray]
 

 

 

V.

トマス・ピンチョンの作品にふれるとき、理解を試みるというより、ちょっと高尚…というより様々な概念を、一気に体験してみよう。

そんな心持ちで読んでいます。

 

今回読んだV.は、前に読んだ、重力の虹よりも、理解できるかも!

なんて読み進めていると、途中でしっかりと迷子になっている。。

(ひどい時には、V.を読んでいるのか、違うものを読み出したのかと思わないでもない)

 

常に、よく分からないけれど、全く分からないわけではない…。

そして、時折訪れるひらめきに喜びを感じる。

 

もうそれだけで十分じゃないかと自分に言い聞かせています 笑

 

 

V.〈上〉 (Thomas Pynchon Complete Collection)

V.〈上〉 (Thomas Pynchon Complete Collection)

 
V.〈下〉 (Thomas Pynchon Complete Collection)

V.〈下〉 (Thomas Pynchon Complete Collection)

 

 

夏バテしそうな暑さなので

f:id:gaku-fleur296:20170730215834j:image

 

夏野菜を、たっぷりと使ったメニュー‼︎

カレーは、煮込む以外の野菜をオーブンで焼き、最後にのせて見栄え良く♪

 

今回は、オーブンをフル活用。

アスパラベーコンや、ジャーマンポテト。

ジャーマンポテトは、チーズをカリカリになるまで焼きました。

香りがとても良い!

材料が被っていますが、ポテトベーコン巻も一緒に。

 

じゃこ豆腐サラダも美味しかった。

写真では、じゃこは、まだのせていませんが

じゃこがあるのとないのでは、ずいぶんと違い、のせることでワンランク上の料理になりました。

フルーツは、オレンジとスイカ。

お酒は、都農ワインのスパークリングワイン(ロゼ)で。

 

ちょっと作りすぎてしまいましたが、とても満足できました♪

川遊び

f:id:gaku-fleur296:20170720002241j:image

 

猛暑の続く日々の中、川遊びのお誘いをうけ、随分久しぶりに川へ。
着くと同時に、友達の子供3人は、川の中へ向かうので、母は、追いかけながらライフジャケットを着せていき
先に川の流れの強さや深さをチェックする。

ライフジャケットを着るにしても、3人とも性格がよく表れていて面白い。
長男は、着たくないけれど、とりあえず渋々はおり

長女は、怒られ続けながらも、ちゃんと着て
次男は、ジッパーを閉めて腰ベルトもパチっとして
「いいよー」と背中を押してあげると
「まだ股のベルト閉めてないから無理」
という徹底ぶりw

この次男は、時々ツボる反応を見せてくれる。
みんながいる、ちょっと深めで流れがある場所に、
「行きたい!連れていって!」と言い出したので
ライフジャケットの腰ベルトを掴み、彼自身は足がつかないところなので、浮かばせた状態で移動していく。

ちょうど、少し流れがあるところで立ち止まり、網で魚とりしてる子供達と話していると、次男が手元でバシャバシャと泳ぐように遊んでいる。
もちろん、緩やかとはいえ、手を離すと流されてしまうので、そうならないように、しっかりと持っているのだけれど

「ねぇ!ちょっと!!ちょっといい!?」

と言い出したので、どうした?と聞くと

「さっ、さっきから泳いでいるけれど、なっ、何か、何かがおかしい!」

ん?何だろう?と聞いていると

「前にも後ろにも、動いていないきがするっ!!!?」

もう爆笑www

どうやら、和気あいあいとリラックスした雰囲気の中、彼一人だけは、初めから流れに逆らい、泳いで安全地帯?に行こうとしている模様。
彼のあくなき奮闘は止むことなく

「ナゼだっ!なぜ?うおおおおお!」

と、冷静なのかパニックなのか、出てくる言葉では判断つかない、真剣な状態が可愛く、そしてあまりに面白すぎて、そのままほっといて観賞を続けてみる。
すると、飽きたのか、疲れたのか、ピタリと泳ぐのをヤメて

「…進んだ?」

と聞かれたので

「ちょっと進んだかな」

「どのくらい?」

「3cm」

と、答えるとw
またバシャバシャとやり始めたので、ウズウズと、好奇心が湧き上がる。
脅かすのはかわいそうだし、嫌なのでやらないけれど、アトラクションのような動きとか、ちょっとばかし流してみたりすると、よりフレッシュな反応を、彼は見せてくれるのではないかな?
という、魅力的なイベントに誘惑されつつも、そこは人の子でもあるので、グッと、こらえる。

 

f:id:gaku-fleur296:20170720235936j:image


川でのバーベキューは、いつもよりも贅沢な気分にさせてくれます。
とはいえ、川でラーメン作ったのは初めて。

それにしても子供は元気だ。ずーーっと遊んでる。
大人になると、体力なのか心のとらわれなのか、ずーーっと遊ぶことが、なかなか難しいもんだ。

そんなことを感じた、夏の始まりでした。

騎士団長殺し

 村上春樹の最新作
いつものように、普通(ぽい)主人公が、普通でない出来事に対峙し、冷静に(少なくともパニックは起こしていないように思える)応答していく。
常に感じるのですが、これはなかなかハードだし、ありえないだろう。
と、思えるようなシュチュエーションでも、物語は、どこか普通ぽさ、常識の範囲内のように感じさせてくれます。

魅力的な登場人物が多く登場しますが、キーとなる存在、『免色さん』は、その中でも、とてもとても、不思議で魅力のある人物でした。

自と他を、はっきりと分け切れる強さ。
自身の可能性を常に最高のレベルに引き上げる貪欲さ。
習慣を重んじ、焦りを克服する術。
それに伴う、冷たさが満たす反面、その秀でた能力で、人、物事を見極め、信頼に足れば、どんな事態にも、応答していく。
そのスキの無い人生に、突如として訪れた、抗えない可能性に、翻弄される様は、ホッとするような人間臭さを感じ、身近に感じることができました。(グレートギャツビーのように)

こちら側とあちら側。意識と潜在意識。生と死。
その境界線は、その跨ぐ瞬間を、より自然に描かれていて、それは、ファンタジーを超え、もしかすると、誰もが当たり前に、経験するかのようでした。

必死になって生きてる時、遠くにあるはずの楽園は霞んで見え、近く存在している景色は歪んでいるように見えます。
そのような時でも宇宙からこちらを眺めると、それは誰の目にも美しく映ることでしょう。
経験は、人を強くし、優しさを持つことへのチャンスでもあります。


不思議な物事は、幼い時代には、リアルな感覚として生きていますが、大人になるにつれ、それは、無意味で、役に立たないことだと知り、ほとんどの人は、心の奥底というより、あちら側へ手放して忘れたように生きます。
ですが、時に、想像を超える、大きな出来事を経験することで、あちら側の世界を、子供だった頃よりも、リアルに(できればシリアスに)感じ、自分の内面の奥深くへと、そしてあちら側へと旅を始めることができるのかもしれません。

そして、最も大切なことは、そこから必ず帰ってくること。
それを忘れてはいけないのだと感じました。

 

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 
騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

 

サムとケイティ

幸運の三日目。

ライブ、コンサート、と続いた次の三日目は、

「サムとケイティが来るからおいでよ」

と、お誘いを受け、友達のゆう工房にてバーベキュー。

 

着いて早々、同級生(ゆう子の夫)は飲みの約束(別件)があるらしく

まあ、自分にも一目会っとくか程度に待っていてくれたらしく

 

「遅いって!サム、ケイティは知ってるよね?俺おらんでも大丈夫よね?」

 

「一度会ったかな」

 

「え?笑…じゃあ遅れるんで行ってきます」

 

…行ってらしゃい。

 

現場に行ってみるとサム発見。

通訳もしてくれるカズさん(初)とまりさん(奥さん)に挨拶。

ゆう子も発見。

 

「あっ、ガクちゃん。サム会ったことある?」

 

いったい、君達は、何を思って招待してくれたのかな?

という淡い疑問を胸の内に抱えながら

 

「一回飲みに行って、みんなで写真撮ったくない?」

 

と言うと。

 

「あっ!!写真ある!」

と家に駆け込み消える。

 

…優しそうなカズさんとまりさん、サム、ケイティと何気ないおしゃべり。

 

ゆう子、駈けもどる。

 

手には、写真ボックス。

ボックスの側面には、写真を飾れるようになっていて

そのメイン部分に、その写真が収められている。

 

メイン部分に!!

(気を利かして今そこに入れたのかどうかは聞かなかったけれど)

 

懐かしい面々。(11年前?)

 

そこからサムとも、ガク!久しぶりね。この日覚えてるよ。と会話もはずみ

より和やかな雰囲気に。

 

ケイティが作ってくれていた

アボガドとガーリックをペースト状にして(あとトマトも)

チップスにのせて食べるのは、まさにアメリカ!という感じで嬉しかったし美味しかった!

 

お肉もたくさんあったけれど、この二日間の旅の疲れと、英語で会話したいなぁ。という緊張からか、あまり食べれなかったのは本当に心残り。

 

なので、お酒はよく飲めました。

弱いんで、顔は誰よりも真っ赤でしたが。(いつものように!)

 

それにしてもカズさん英語ペラッペラ。優しいしかっこいい。

おかげでサムとも英語で喋れているような感じを味わえましたw

音楽の趣味があったのでよかった。(勝手な予想で、多分ギターとかするはずと、グレッチギターのTシャツを着て行ったのは正解)

 

WEENというバンドを教えてもらいました。

すごく自由でweirdでかっこいいバンド。

 

まあ、途中、みんなの話すサムと、目の前いるサムが、なぜだか一致してなくて

「あれ?サムって誰かね?」

と、質問をする失態(しかもみんなで一斉にサムの方を指さすんでバレバレw)をしてしまいましたが(その後、サムが肉を焼く所から大量の煙がモクモク届くw)。

 

 まりさんも上品な気品を漂わしながらも気さくで接しやすい女性で

人見知りな傾向の(だった?)彼女もみんなと楽しく打ち解けれていて、ホッとその成長を見守るw

 

子供達とも結構話せて楽しかった。(じょうたろうは手品も披露してくれたな)

 

最後は、途中帰ってきた黒田とゆう子、彼女と自分で朝方まで飲み明かしたという。。

 

目紛しくハッピーな3日間。

昔は、毎日こんな日々だったような気もしますが、まあそれはそれ。

そもそも今は、そんな体力がもたんわなw